先日、今年もスタートしてます!と書いた
祖母の家大掃除プロジェクト2010
なんて、そんな大げさなものではないけれど
ゴミの量だけは大げさです。
去年の「手しごと展」前にも70ℓのゴミ袋を何十個と捨てましたが
今年は2階を中心にバッサリいっています。
ちょっとはさっぱり感が出てきたでしょうか?
ところで、古い家を掃除しています
と話をすると必ず聞かれるのが
「何かお宝が出てきましたか?」
ええ、ええ。
わたしだって淡い期待、密かにもっておりました。
特に、今回階段下の扉の奥に
埃をかぶった古くて大きい金庫を見たときは
ちょっとぶるるっ。
しかし。
残念ながら
イワユル小判のようなお宝の類は一切ありませんでした。
それはもう気持ちいいくらい、なんにも(笑)
でも
わたしにとってのお宝なら見つかっています。
じゃ~ん
真鍮の鍵の束と巻尺。
そんなに古いものではなさそうですが
2つとも工業製品なんだけどちょっとゆらぎがある
そんなバランスが絶妙です。
もうちょっとアップにしてみると
鍵にはうっすらと数字が刻まれ
持ち手のデザインがひとつひとつ違うことがわかります。
きっと使う人のことを考えて作られたものなのでしょうね。
「もの作り」のこと、教えてもらった気がします。
これはもう、わたしにとっては小判以上のお宝なのでした。
全然関係ありませんが
最近、ある方のブログを発見して
「尊敬」って気持ちは変わらないなぁと思いました(15年経ってもです)
変わらず愉快なその存在に、感謝すらしたりして。
ただ作り続けること
それだけのようです。