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値する人


今日はいきなりの例えから。

    朝 散歩の途中で鳥の巣にヒナが孵っているのを見つけた
 
 ⇒ 夕方 家でくつろいでいると 外は激しい雨が降ってきたようだ
 
 ⇒ そういえば 朝 見かけたヒナはどうしているだろう

これを俳句に詠むとします。

作者は
「ヒナが大丈夫かな」という思いをあらわすのに
「心配」「気がかり」
などの言葉を
直接使うことはありません。

例えば下語に
「雨を聴く」とひとつ置くことで

朝 見たヒナを心配する気持ちを
想像させるでしょう。

”決して言い尽くさない”
それが俳句の世界です。

相手の想像力や理解力を
”信頼してこそ”
成り立っている。

なんだか
人間関係と似ていますね?!

できれば
俳句の読み手としても
人間としても

”信頼に値する人”でありたい。

そんなことを思った
梅雨の晴れ間の一日でした。


さて。

今日の一枚も祖母の家
しかも押入れの中です(笑)


おとといは
掃除の手伝い&
家具選びを協力してもらい

昨日は
出展者数名の打ち合わせの際に
家具の配置替えまでお願いして、、、

たくさんの人の知恵と力をお借りして

お蔭様で
少しは展示できるイメージに
近づいて参りました!(遅いっ!)

こうなると自分たちもワクワクするものですね☆

打ち合わせの後
「なひや姉妹」で展示方法やディスプレイについて
話し合ったのですが
途中
ふと押入れを開けたら
こんなものが、、、、

d0133128_21574138.jpg


















金属製の衣装ケースと
旧式のトランクです。

なんだか海外旅行のことを”洋行”と言っていた時代のもの
みたいで笑えます。

でも意外にディスプレイにはよいのでは?
ということで
使う予定となりました。

見かけましたら
「押入れにあったものだ~」と思ってくださいね☆
by katachi_web | 2009-06-27 22:04

ゲスト出演


本日、関東地方は
堂々とした梅雨の晴間となりました~

工房前の駐車場で見かけたノラ猫・モペットも
気のせいか汗を拭いていたような?!


そんな中 
わたしは今日も
ひたすら祖母の家の掃除です。

今までにいったい何枚のゴミ袋を使ったでしょうか?

間に合うのかな~
制作が先だよね~

と思いながらも

ついつい
「キクちゃんの写真だー」
「キクの絵があったよー」

といちいち手は止まり、、、進みませんな。



祖母の名は喜久枝(キクエ)と言います。

大正元年に東京深川の材木問屋に生まれたそうです。

今でいうところの”絶対音感”を持ち
耳で聴いた曲をすぐにピアノで弾けたり

マジックや水彩で
草間弥生バリの連続模様を描き続け
そこらじゅうの紙や木を
目がチカチカするものに変えたり。

ちょっと芸術家肌の人でした?!

でも教わるのが嫌いな性格(笑)

それゆえ
表現方法に限界が見られるのが
今となっては残念です。

まぁ、そこがキクちゃんらしくてよいのですけどね。


d0133128_16173445.jpg















写真右側の女性が祖母です。
女学校時代でしょうか。

晩年は写真嫌いでしたが
96歳まで生きたのですから
さすがにそれなりの枚数がありました。

今日
バラバラになっていたものを
まとめる作業中
この写真だけがポロリ。

古いものだし
わたしの知っている祖母の顔とは違ったけれど
頬骨の高さに「もしや?」と思い
母親に尋ねたところ

「そうよ、右端がおばあちゃん。
その写真はすごく気に入ってたのに何処かに失くなっちゃったって言ってたものだわ」

あら~!
もしやキクちゃん
あちらの世界からアピール?!

ということで
お気に入りの写真で
ブログへゲスト登場することになりました。

どうか
わたしたちを見守ってくださいね~



そして
こちらは7月の「手しごと展」にゲスト参加してくださる
フードコーディネーターのikuraさんから届いたおハガキです。

d0133128_1643638.jpg
















4月の「陶房かたち展」の際に偶然遊びにいらしてくださったご縁から
今回、わたしの熱烈ラブコールに応えてくださり
7月はスイーツで参加していただけることになりました。
まさに「特別ゲスト」です。


可愛いハガキは
ikuraさんが主宰されるお料理教室「kitchen小豆」に
わたしが参加を希望をしたために
送ってくださったご案内。

実は
ikuraさんに
「奈津おぢさんの可愛い人コレクション」に登録してもらいたいのに
恥ずかしがりやの
おぢさんは言い出せないでいます。

よし!お料理教室でコレクションのゲストをお願いしちゃおうっ!?
by katachi_web | 2009-06-23 17:16

神棚がきました


傘が乾く暇がありませんね~

こんなときには
初心者マークの
わたしの運転ですらありがたがられるようで(笑)

今日も売れっ子運転手でした☆


さて
タイトルの神棚とは
「荒神さま」のことです。

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こうじんさまは
火の神様=台所(竈)の神様として有名ですよね。

この神棚は昔から祖母の家の台所にあるもので

年末に浅草寺内の三宝荒神堂で御札をいただく役目を
わたしが受け継いでいます。

今回 祖母の家を大掃除していて
すでに台所として使われていない部屋に
いつまでも置いておくのは
失礼なのでは?ということになり、、、

竈の神様なら
(陶芸の)窯の神様でもある?
ということから

今日
工房の窯場に移動させていただきました。

・・・・
果たして
これでよかったのかどうかはわかりませんが
きっとこの展開も

何かのご縁なのだろうと思います。
(わたしが希望していたわけではないので)

これからは
窯をお守りいただけるのかな。

雨の音を聞きながら
ありがたく手を合わせたのでした。



そして。
今日のもう一枚。

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本日のおやつ。
おいしそうなお菓子でしょう?、、、


なんちゃって。


実は
お皿にのっているのはお菓子ではなく
7月の「手しごと展」にも出展される

小泉美智子さん作の「まめままの石けん」です。


やさしい使い心地とナチュラルな香りで
リピーター多し。

みなさま
ぜひぜひ楽しみになさってくださいね~♪
by katachi_web | 2009-06-21 20:40

ガラス戸の奥に見えたもの


7月に展示会場となる
築60年の祖母の家。

ガラクタを捨てたり、ガラスが割れていたりしていたのを直したり
今、少しずつ修復中です。


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写真奥
ガラス戸の一部が割れいたのですが
同じものはもう日本では作られていないと聞き
あきらめていました。

でも今回、ガラス屋さんに無理を言って
なんとか似たようなものを探していただき復活!

すりガラスのあたたかな光がうれしいな。


ガラス戸の奥は現在
物置と化してますが
30年くらい前まではお風呂場として使っていたところです。

今も天井と壁は当時のままの派手なペパーミントグリーン一色。

そして

このお風呂

裏に「焚き場」がある「薪風呂」でした。

夕方になると祖父が焚き場で

火吹き竹をふーふーふー

ちょうど良いお湯加減になったら
祖父の合図で
家族順番にものすごく急いではいったものです。

何で?

だって冷めてしまうから。冬は特に。

追い炊きにはまたふーふーふーが必要ですからね(笑)


まるでおしんの世界?!

いえいえ。
昭和50年代の話です。

当時家は材木商だったので薪がいくらでもありました。
なので
お風呂をはじめとして
お店のだるまストーブも燃料はみんな薪。


今思うと
自由にお風呂に入れなかったり
ストーブは1日中火の管理が必要だったり

決して使い勝手がいいとは言えないものばかりでした。

でも
薪を割る祖父をたのもしく思ったり
だるまストーブでみかんを焼いてくれる祖母の手の
皮の厚さに感心したり(笑)

家族それぞれに役割みたいなものがあって

みんながお互いに助け合い、感謝をし合って
暮らしていた良い時代だったなぁと思います。


自由と便利を手に入れた代わりに
わたしたちが失ったもの、、、、

新しくなったガラス戸の奥に見た気がしました。

なんて。

だからと言って
わたしも今更毎日ふーふーふー生活は
できないのですけどね~
いくらエコでも。


ところで

梅雨に入り
古い家の匂いが気になる気がしたので
この元お風呂場横の洗面所に香炉を置きました♪

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7月の展示にも出展する
陶芸作家・境 ふみさんの「うさ香炉」。

今回はアロマオイルを使用しましたが茶香炉としても活躍します。



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蓋を閉めるとかわいい「うさぎ」
タイトルの意味がわかりますね。

完成度の高い作品は古い家にもすっとなんじんでいます。
by katachi_web | 2009-06-18 01:26

かたちのこころ


先日 
俳句をたしなまれる方に
「あいにくのお天気で、、、」と言ったら

「俳句では ”このお天気だからこそ詠める句がある” と考えるのよ」と返ってきました。

そうでした。

俳句の世界に ”あいにく” という発想はないのでした。

この ”視点” 

梅雨入りした今
役立ちますね。

ついでに
日常の ”あいにく” もなくしたい。

悲しいとき
辛いとき

遠くから自分を見て
17文字に置き換えたら

よくないことにも意味を見出せそうだし
醜い思いも ”昇華” させられそう。

「俳句」(詩)の
大切な役割のひとつですね。

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そう言えば
陶芸を勉強していた頃
”茶道”のクラスを取っていました。

と言っても
御点前を習ったわけではなく
お茶道具のことや
所作の意味
考え方などを学んだ時間。

相手を慮るこころ

狭い茶室に込められた時空を超えたおもてなしなど

”茶人のこころ”を知れば知るほど
先人にとっての茶道は
宗教的な役割すら果たしていたように
感じました。”こころのあり方”という意味で。

今 わたしたちが出会う日本の伝統文化は残念ながら
形骸化してしまったものが多かったりします。

でも
その中から大切なエッセンスを汲み取り
カタチではなく
その”こころ”を
毎日の生活にさりげなく活かしていきたいと思います。

そしてまた
次の世代に伝えていくことが

今 日本に生きるわたしたち

ひとりひとりの役割ですよね♪


久しぶりに触れた 古くて新しい先人の”視点”に
こころ動かされた水無月です。
by katachi_web | 2009-06-11 17:44

乾きませ~ん


土は生き物のように表情を変えます。

さっきまで扱いやすい子だったのに
ちょっと目を離すと
突然
自分を曲げない頑固オヤジに変身したりします。

理由は主に
水分量。

だから
陶芸では湿度は大切なのです。

今日みたいにシメシメしてると
制作はしやすくても

乾燥に時間がかかって大変。

鉄分を含んだ茶色の土に白化粧を施した「粉引」などは
白化粧がさらに水分を与えてしまうので

「ええい、そんなに時間がかかるならすっぴんのままだ!」

と投げ出したくなるほど工程時間が長くなります。

でも
そんな微妙なさじ加減を覚え
「土の性質を知っていく」
それこそが陶芸をやるということ。

さっき成形した板皿たちの
「乾いたよ~、化粧をしておくれ~」という声が聞こえるまで
もうしばらく待つことにいたします♪


待っている間に
下町らしい一枚をご紹介。

本日、工房近くは「お祭り」だったので
午後のクラスの途中
2階の窓からみんなで「お神輿」を見ました~(路地、狭っ!)

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by katachi_web | 2009-06-06 21:47

なごみのコーナー


ここのところ、歯痛に悩む日々です。

歯医者さんが好きな人は
あまりいないかもしれませんが
わたしほど嫌いな人も少ないかと、、、(笑)

でも今回ばかりはもうごませない痛さとなっていまったため
勇気を振り絞って治療中です。



そんな弱った身体をなごませてくれるのは
先週、会員の高橋美智子さんからいただいた
手作りの「みつろうキャンドル」。

工房1階のビンを置いているコーナーに置いて灯をつければ
やわらかい光が揺れてとてもよい感じです♪

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写真だとわかりにくかもしれませんが
後ろの壁にビンの陰が映って
まるで大好きな「三岸節子」さんの絵にあるビンのよう。

キャンドルの灯のゆらぎ効果で
しばし歯痛も忘れられたのでした。。。ありがとうございました!


さてさて、歯のせいにして?
今月に入って初めての更新ですが

実は6月2日から東京・日野市のカフェギャラリー「ろうる」さんで
「なひや姉妹」の作品を展示販売しています。

さらに

7月18・19日には「祖母の家の手しごと展」に出展

8月もあるし
10月には大きなイベント、、、、と
歯が痛いなどと言っている場合ではないくらい予定は目白押し。

制作が間に合うのか~?を考えるのは
ひとまずやめにして
まずはわくわく☆楽しみです。


「なひや姉妹」の活動は
このブログでももちろん随時お知らせさせていただいていますが
詳しくはしっかり者ののなひや3女が管理してくれている
「なひや姉妹のブログ」
をご覧くださいね。
どこかのブログと違い、マメにわかりやすく更新されていま~す。


あっ、そう言えば
先ほどご紹介した「みつろうキャンドル」は
7月の「祖母の家の手しごと展」に出展されます。

歯が痛い人は
じゃない!
癒されたい方は
ぜひ、、、

そうだ、そうだ。
こんな風に
これからここで7月の出展者を少しずつご紹介できたらいいな~

わたしにできるかな~?
無理っぽいな~
まぁ期待はせずに乞うご期待です?!(笑)
by katachi_web | 2009-06-05 17:42