sakura
気が付けば月も替わり、さくら満開です。
冷たい雨の夜
仕事で訪れた場所では
桜の下にものすごい人の数。
帰り道
あらためて日本人にとっての桜を考えました。
俳人の長谷川櫂氏曰く
日本人は惜しむもの、失われゆくもの、移ろうものが好き。
なので、桜はその感覚にぴったり。
欧米で恋愛物語の王道と言えば「末永く幸せに」だけど
日本では昔から「はかない恋」を描いた演目が好まれたのと
同じなのだそうです。
はかない命だからこそ、愛する。
寒くたって、雨が降ってたって
出かけていく健気さはDNAのなせる業なのでしょうか。
工房横に桜を植樹したいけど
「毛虫がつく」と聞いただけでひるむわたしは
まだまだ日本人度が低いのかな~
さてさて
「次回は制作について書きます」と宣言してしまったので
最後にちぃーとその様子も。

あと、ポットの仕上げをいくつかすれば成型はすべて終わりです。
ようやくここまでたどり着けたけど
今後、釉がけや上絵などすべての工程が
果たして納期に間に合うのかぁーっ?
乞うご期待!(笑)
by katachi_web
| 2010-04-04 22:56