送る人々
今日は送り火。
夕方、工房のある下町では
路地 のあちらこちらで
火が焚かれていました。
送り火を跨ぐかどうかの風習?やその理由については
地方によってさまざまのようですが
キクちゃんは生前
「芸が上達するんだよ」と言っていました。
祖母の教えを信じ
毎回欠かさず跨ぐわたし。
しかし
もう何十年と続けている割には、、、う~む。
まぁ、考えても仕方ないので
気を取り直して
野菜の馬や牛たち・新盆提灯などを持って隅田川へ。
昔は実際にそれらを川に流していましたが
いつの頃からか
橋の上に置き場所が設置されています。
その横には
お線香を焚き
手を合わせて再度お別れしている人が。
この行事が形骸化しない状態で
どの世代まで繋がるのかな。
手を合わせるおばあさんたちの背中を見ながら
若い人のいない橋のたもとを見ながら
ふとそんなことを思いました。
あ、そういえば
「おがら」を焚くホウロクは
陶器の素焼皿が一般的ですね。
よし!来年はかっこいいmyホウロクを作ろう。
まずはできることから、です。
by katachi_web
| 2010-07-16 23:42