イロイロ
今日のワークショップでは
午前・午後とも
キレイな色の「下絵の具」を使う方たちが。
下絵の具といえば
昔から呉須絵(紺色)や鉄絵(茶色)が
定番ですが
今はかなり色数が増えました。
でも、狙った質感の色を出すのは
意外に難しいのです。
ダマになりがちなので
濃度には気を使うし
場合によっては
透明釉を混ぜたりもします。
なかじまは修行時代から
なぜか相性が悪く(食わずキライ?
最後に使ったのは
3年くらい前
積み木や舟形の箸置きに
ちょこっとペイントしたくらい。
が、
この夏
展示会用の作品を作っていた会員Nさんから
「油絵」のような質感にしたいという希望を聞き
ああ、そう言えば
下絵の具ってものが
あったわねー
と思い出しました。
結局
その後、Nさんは下絵の具2色を使い
素敵な作品を完成させ
それを見た他の会員の方たちが
最近使い始めている
という流れとなっております。
今日のワークショップでは
何色かの色を混ぜて
オリジナルの色を生み出したり
他の技法と組み合わせて
ぐっと個性を際立たせたり。
またひとつ
可能性を広げられた気がしました。
そういう瞬間に立ち会えるのは
とてもうれしいもの。
これからも
いろいろなことにチャレンジできる工房で
ありたいなと思いました。
あ、そのためにも
なかじまの食わずキライが
工房内に反映しないように
気をつけなければ(反省
by katachi_web
| 2010-11-10 23:55