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治療中に

現在、なつおぢは
歯の噛み合わせで悩んでいます。
(きっと、長年の菊練りのせい?)

今回は、工房の最寄駅に近い歯医者さんに行ってみました。


治療中、先生が言いました。

先「中島さん、地元ここですか?」

奈「ふゃい」(口を開けた状態で「はい」って言いにくい)

先「どこの中学?」

奈「ほたへばひでふ」(っていうか先生、今話しかけないでください)

先「ああ、ぼくの1つ先輩だ」

奈「ふぇ」(びっくり。先生、老けてます!)

と言うことで
その後、治療時間よりも中学校の話しが長く続きました。

だって

それくらい
なつおぢの通った学校は面白かったのです。


荒川区にある、土手近くの公立中学校、、、
その時代を知る人は、すぐにピンときますよね?
ひとことで言うと「悪い学校」でした。

や、なつおぢの学年が2年生になった頃から
ひどく荒れていったのだったかな、、、
廊下の窓ガラスはすべてプラスチックにかわりましたから。
(ガラスだと、何度かえても不良たちに金属バットで割られてしまう)

本当にいろんな思い出があるけれど
何といっても個人的な一番は
超不良と呼ばれていたhさんに
クラス分の給食を余分に渡さなかったことで
逆恨みされてしまったこと(当時のなつおぢは正義感が強かったみたい。
今ならすぐに渡してます!?)

その後、視聴覚室に何人かで呼び出されて
暗闇からとび蹴りが飛んで来たり
(このとき「内野さん」が助けてくれた)

全校朝礼のときにマイクで脅されたり。

もう毎日がサバイバルでした。

でも。

却って
それが楽しかった?!

戦時中でもないのに
冒険や戦い、仲間の助け合いや勇気を学べる中学校なんて
そうはなさそうだし
何というか
そう。
「わたし、生きてます!」って
実感が確かにあった、という感じ。

ま、もっとも
そんなふうに思えるようになったのは
その後いろいろな世界を見るようになってからだったの
かもしれませんけど。


とにかく、
歯医者さんいわく「何年か後に、何かの映画のモデルにまでなった」という
その中学校は、今はもう廃校になってしまいました。

いろんな時代があって
今があること
歯を治療しながら再確認した
下町らしい時間でした。

ちなみに、とび蹴りのhさんは
現在は3人のお子さんの良きお母さん。
偶然道で会ったりしたときは
「なっちゃ~ん」と笑顔で手を振ってくれます(笑

って
ああ、また陶器と全然関係ない話になってしまいました、、、m(- -)m

こうなったら
次回の治療で小学校まで遡るかどうか、ぜひお楽しみに?!

by katachi_web | 2011-02-10 09:56
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