C-コレNo.31/32/33
ちゅゆ
あけましたね。
そして
ことしの
なちゅは
おぼん明けが
あちゅさの
ぴーく
9月も
あつあつー
という
世にも
おぞろじい
魔法(予報です)
が
でてましたね。
すでに
聞いただけで
おかしくなってしまった
おぢでございます(もとからか)
気を取り直して
今日はC-コレをお届けしようと思っておりますの。
ええ。
今回もまた
ずいぶんと前に写真を撮らせてもらい
忘れた頃の更新でしゅ、、、m(^^)m
No.31
Tさん作 刺繍模様カップ

土:信楽
成形:手びねり
装飾:赤下絵具
釉薬:透明
生成り色の飲みやすそうなかたちに
ナチュラルな赤い模様がぴったりな
愛らしいカップ。
なんとなく作者のイメージに重なります。
模様は
刺繍のデザイン画集からヒントをいただいたそう。
いろんなものが参考になりますね。
この作品の評判がよかったため
これ以降、この赤い下絵具
工房内でちょっと流行ってます(笑)
No.32
Yさん作 浅水色のカップ

土:2号土
成形:手びねり
装飾:白化粧
釉薬:浅水釉
装飾とハンドル位置のバランスが
絶妙なカップ。
鉄分の入った土を使って
ニュアンスを出しつつ
白化粧で浅水らしい爽やかな色合いも
両立させました。
作り方としては
2号土で成形後、白化粧を塗り
少し乾燥させたあと
金のこで表面を削り
素焼き後
白く残した帯状のところには透明釉薬の後に撥水剤、
その後全体に浅水釉薬をかけ
最後に
ハンドルの角の部分の釉薬を少し削り取って
シャビー感を出しました。
隠れたところに丁寧なお仕事あってこその
自然な仕上がりなんですね。
No.33
Mさん作 掻き落とし柄カップ

土:混土
成形:手びねり
装飾:紺化粧泥
釉薬:透明釉
ベテラン会員Nさん大絶賛の
そばちょこ型のカップです。
本来なら、あまり溶けることのない化粧泥が
少し流れた感じになって
全体も青みがかっています。
還元で焼いたような深みが出ました。
作り方は、成形後
紺色の化粧泥で絵を描き
細かい部分を針で掻き落とししています。
Mさんは、こういう絵をササっとと描いてしまう才能をお持ちの方。
ただし
今回は土と釉薬の相性
また窯の中で隣にあったものなど
いろいろな条件が揃ってこの色が出たのだと思うので
次回も必ず同じようにいくかどうかはわからず、、、
本当に、これが
陶芸の難しいところなんですが
最後に窯の神様に委ねる工程が入るという意味では
それが陶芸の面白いところ、でもありますね♪
かたち
