突然ですが今日
工房に土師器(はじき)がやってきました!
土師器というより土器(どき)と言った方が馴染みがありますね。
なんと、5~6世紀のものだそうです。
持ってきてくださったのは
かたち会員でもあり
人生のよき先輩でもある素敵な女性(以下、土器さんと書きます♪)
「丁寧に生きる」という言葉が似合う方です。
土器さんは今 陶磁器の「修復」を勉強されていて
この土師器も彼女の手によって
よみがえったもののひとつなのだそうです。
修復前の姿はこちら。
あらら、ドッキーったら
こんなにボロボロだったのね~
先の写真の姿になるまで
いかに大変な作業であったかがうかがえます。
土器さんのすばらしい「手しごと」です!
修復の方法については
国によって違いがあるのだそうです。
修復した形跡を残すかどうか
その考え方ひとつとってみても
さまざまな見方があって
必然的に直し方も違ってくるのでしょう。
土器さんが勉強されているのは
大英博物館などで行われている方法なのだそう。
実はわたしも
口元がかけてしまったお茶碗などを自己流の「金継ぎ(きんつぎ)」
で直すのは大好きなので
ちゃんと学ばれている土器さんがとってもうらやましかったりまします。
できることなら
もっと深いところまで勉強したいけど、、、
片手間でできることではないので
やめておこうと自分を戒めて。
だからこそ
土器さんの活動を
蔭ながらぜひ応援させていただきたい♪
ドッキーの展示スペースを頭の中で思い浮かべる
おせっかいな奈津おぢさんなのでした。