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katachi ceramic studio info & daily

katachix.exblog.jp

2010年 08月 03日 ( 1 )

一難去って、、、


今日も朝から窯焚きです。

忙しいけど
これはこれで何だかいい感じー
などと思っていたら、、、

夕方になって恐ろしいことが!



d0133128_22441841.jpg



















先日お伝えした通り
陶房かたちでは最高温度で1,230度までの設定です。

なのにこの数字はいったい、、、汗×1000

すぐにヒュース10(窯屋さん)の前野さんにtel。

すでに時間外だったのに対応していただいたので
事情を説明すると

とにかく
今は窯が冷めるまで待つ他はないこと
1,400度近くまで上がることは普通では考えられないので
実際の温度ではない可能性もある(温度計自体がやられている)ことなど
優しく、冷静に教えてくださいました。

で、少し落ち着く中島。

だって、もしもホントに1,400度になってしまったとしたら
中に入っている作品はまず全滅です。
釉薬の融点を遥かに超えているし
たぶん土の耐火度もギリギリですから。

何日も時間をかけてきて
最後の最後にこういうことがあるのが陶芸。

今回は窯の不調が原因かもしれないけど
それだけじゃなく
還元のかけ方を誤って一窯ボツになったことも1度や2度じゃありません。
(注:ここで言うボツとは色が狙っていたのと全然違って使いものにならないこと)

陶芸が絵や他の工芸と違うことは
最後の最後に自分ではどうすることもできない工程を経ることです。

つまりそれが「焼成」

絵は最後まで自分の力で完成させることができるけど
偶然性を多分にはらむ「焼成」が最後にある陶芸は
完成が思い通りにならないことも多々あります。

だって
窯の中の置く場所はもちろん
隣に置いた作品がどんな釉薬だったかによっても色が違ってしまうのですから
化学変化のひとことでは片付けられません。

でも
だからこそ面白い!

そして
忍耐が身に付きます!?(笑)

電気窯を使うわたしですらこんな風に思うのですから
登りや穴窯の楽しさを知ってしまった人は足を洗えないのだろうな。
その昔、「身上を潰す」と言われた所以ですね。

っと言うわけで
たとえ明日窯を開けて
たとえ全滅していたとしても

まぁなんとか大丈夫でしょう。
きっと。
たぶん。



そして

今日のもう一枚。



d0133128_2348879.jpg



















日々谷駅から銀座に抜ける地下道の両壁(「銀座オープンギャラリー」?)に
展示された子供たちの絵。

かなり目が釘付けになりました。

写真は「キプロス共和国」の10歳の女の子が描いたものらしいです。

10歳の頃からこんな絵を描くなんて、、、
背負うものや生の深さが違っているのかな。

by katachi_web | 2010-08-03 23:59